靴ひも先端のほつれの直し方
革靴やスニーカー、ランニングシューズなどの靴ひもの多くは、先端が透明のプラスチックで固められています。
その名は、「アグレット」。
長年使って劣化したり、ひもを緩めていた時に誤って踏んでしまうとプラスチックが割れ、ひもがほつれてボサボサになります。
このボサボサのひもが穴から抜けてしまったらもう。。。
再びひもを穴に通すのには苦労します。見た目もよくありません。
でもこのほつれは簡単に直せます。
費用は400円。(税別です。)
時間は15分もあれば十分です。
オシャレは足元から。
これで明日から気持ちよく過ごしましょう。
靴ひもの先端ほつれていませんか?
これは革靴のひもです。
靴ひもを緩めたときに誤って踏んでしまうことが多く、この靴ひもは新調してから1ヶ月も経たずにこの状態になってしまいました。
レースパイプで留めなおしましょう
ほつれた靴ひもは、この「レースパイプ」で簡単に直せます。
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1.道具を準備しましょう
<用意するもの>
①レースパイプ
②ものさし
③ハサミ
④ドライヤー
⑤瞬間接着剤
レースパイプは丸形と角形が2本ずつ入っています。
今回は丸形を採用します。
2.レースパイプをカットします
まずアグレットの長さを測ります。
約1.5cm。
その長さにレースパイプをはさみでカットします。
3.レースパイプを装着します
カットしたレースパイプに靴ひもを通します。
靴ひもを両手で引っ張って、ひもを細くします。
そこでドライヤーで熱を加えると、レースパイプが収縮します。
ひもにピタッとくっついたいつもの感じになりました。
そのレースパイプをひもの先端までスライドします。
(靴ひもからレースパイプが抜けないように気を付けてください)
<注意>
ドライヤーで熱を加えると見た目はいつもの感じになりますが、するすると動きます。
引っ張りすぎてひもが抜けてしまうと再度通すことは困難になります。
先端に飛び出たひもははさみでカットし、整えます。
カット完了。
4.最後の仕上げ
装着したレースパイプは、最後の仕上げに「瞬間接着剤」で固定します。
瞬間接着剤というとまず頭に浮かぶのは「アロンアルファ」。
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接着力が強い方がいいかもしれませんが、筆者の場合は今のところは100均で購入した瞬間接着剤を使用しています。
カットした先端に1~2回、瞬間接着剤がひもに染み込むようにつけます。
あとは瞬間接着剤が乾くのを待つのみ。
5.完成
違和感なく、きれいに出来上がりました。
左:元々ついていたもの
右:今回レースパイプを付けたもの
これで、ほつれを防ぎ、穴もを通しやすくなりました。
そして身だしなみも整いました。
まとめ
(この革靴の場合)新しい靴ひもを購入すると200円。
レースパイプは400円。(*共に税別)
レースパイプは1本約10cmが4本入り。
アグレットが破損してひもがほつれてしまうことが多い方は、1つ買えば何回も直すことができます。
手軽にできるので、ぜひ試してみてください。
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